ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落282 [2008-05-16]

282 Here I will endeavor to give a short experience that I had on my Saturn trip. And you can see how well you can place yourself in consciousness with me, and in this way you can see if the trip is as real to you as it was to me when I made it.

282 ここに私は私の土星旅行の際に得た短い体験を伝えようと努力したいと思います。そうすれば貴方は私といっしょに貴方自身を意識の中に上手く置けるかどうかが分かるでしょうし、このようにして貴方はその旅行が私がそれを実行した時、私にそうであったように貴方にとっても実際のことであるかが分かることでしょう。





【解説】

本文で言う土星旅行記について、かつて私がエマ・マーチネリ女史から伺った話では、当時、その宇宙船のスピードがあまりに速いことから、アダムスキー支持者の間から疑問の声が上がった際、アダムスキー氏がエマの質問に答えた言葉が伝わっています。アダムスキー氏はその旅行にヒゲそり用のカミソリを持参したと答えました。実際の肉体による宇宙旅行であったことがこれから分かります。

さて本文のポイントは私達が誰かがその人の思いを書いた文章を読むことは、その人の気持、それを書いた本人の意識状態の跡を辿ることでもあるということでしょう。私を含めて多くの方が既に何度も「同乗記」を読み、あの宇宙船内で繰り広げられている宇宙兄弟の生活振りの素晴らしさを心に染み込ませたに違いありません。このように本を読むことは肉体の目としては活字を認識することではありますが、その一方では視覚を超えた意識のレベルまでその内容を深めて理解しよう、吸収し一体化しようと努めるなら、意識レベルでは著者本人が当時感じた思い等、宇宙の記録に残る内容と一体化し、著者と同じ体験が得られるということだと考えています。

従って、自分がどのような書物を読むか、どのような映画を見るか、またどのような姿勢、態度でそれに向かうのかは大変大事なことなのです。私達は良くも悪くも影響を受け易いからです。


第07課 段落281 [2008-05-15] <<  |  >> 第07課 段落283 [2008-05-19]