ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落281 [2008-05-15]

281Remember it was not the mind that created itself, cosmic consciousness was its creator and what it created it can correct and have it function perfectly when the sense mind blends with it. Even old age can be wiped away for that is a concept of the sense mind. We could say that as age came by man, so must youth come by man. The Bible states that as death came by man so, must life come by man, the sense mind. And this can be done when he becomes one with cosmic consciousness for it knows no age, nor time or place. It is always in the prime state of life and all inclusive.

281 覚えておいて欲しいのは自分自身を創ったのは心ではなく、宇宙意識がその創造主だということ、そして創造し生み出したものは正すことが出来、感覚心がそれ(訳注:宇宙意識)と混ざり合う時にはそれ(訳注:自分自身)を完全に機能させることが出来ることです。老化でさえ吹き飛ばすことが出来ます。何故ならそれは感覚心の一つの概念だからです。私達は老齢は人にのってもたらされた以上は、若さも人間によってもたらされる筈だと言えるでしょう。聖書は人によって死がもたらされたからには、命も人即ち感覚心によってもたらされる筈だと述べています。そしてこのことは人が宇宙意識とひとつになる時になされ得るのです。何故なら宇宙意識は年令を知らず、時間も場所も知らないからです。それは命とすべてを含む中にあってその原始の状態にあり続けているのです。





【解説】

良くも悪くも自分の一生は自分が決めているということでしょう。本文では「老い」というものは自分の心が生み出す概念であると断じています。生命の息吹きに鈍感になり、益々積み重なる頑迷自我の重荷やそれがもたらす苦悩に疲れ切った状態が続けば、当然、さすがの肉体細胞も元気を失い、衰弱してくるのは当然です。

しかし、これは私達地球人が創造された目的とはかけ離れています。なにより生まれたばかりの子供は皆、生き生き活発であり、あらゆるものを受け入れる柔軟性を持っています。それこそが創造主の息吹きということでしょう。木々も四季を通じて実に大きな変化を遂げています。春の芽吹き、夏の繁茂、秋の紅葉、冬の落葉と季節に応じて装いを変え、その間に様々な生き物達とのつながりや相互依存関係を持っていることが分かります。人間の目には落葉は時に寂しい印象を与えますが、他の生き物や木々自身の成長にとって大事な出来事なのでしょう。時には厳しい風雪に耐えながら、季節に応じて木々は成長を続け、年輪として内部にその歩みを記録し続けているのです。

私達自身がどのような人生を全うするかは、実に私達自身が責任を有しています。創造主の下に戻って永久へと続く進化発展の道を進むか、途中で自ら造り出した、言い訳、脱落の脇道を選ぶか、冷静に考えればどちらの道を選ぶべきかは明らかです。


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