ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落267 [2008-04-22]

267 To cultivate eternal memory and become the likeness of God or The Supreme Consciousness, one will have to live it and with it as he does with his life mate or partner. Not thinking of self alone but the other as well, thus blending the two to create a harmonious union. For this is what must be done to blend the sense mind with consciousness. And when it is done the individual will represent God as he was meant to do, in the first place. As a man and wife represent each other, and the memory of their first meeting and all acts from there on are quite permanent and they enjoy life together.

267 永遠の記憶を培い、そして神、即ち至上なる意識の似姿になる為には、人は生涯の友人やパートナーに対するようにそのことを生き、それと共に生きなければなりません。自分のことのみを考えるのではなく、もう一つの存在を考え、この2者を融合して調和的な融合体を造り上げることです。何故なら、これは感覚心を意識に融合させる為に成さねばならないことだからです。そしてこれが成された時には、各人ははじめに意図されたように、神を表現するようになるでしょう。男と妻が互いを表わすように、また彼らの最初の出会いとそれからの全ての行動の記憶が完全に永遠となり、二人が生活をいっしょに楽しむのです。





【解説】

自分にとって大切な存在は絶えず自分の近くに置きたいものです。カトリックでは修道女を「神と結婚する」と表現し、以後の人生において常に神と生活を共にするという、本文と類似した表現をしています。

結果の世界、古来から続く歪んだ社会の中で生きる私達は、たとえ本人が真の道に進もうと努力してもそれを妨げるような出来事も数多く起るのはある意味、仕方のないことです。その時、自分の内部に相談できる存在、意見を求められる存在を持っていることが大切だと考えます。

その為にも、人生の航路の先に何が起ろうとも、絶大な信頼を置ける宇宙意識とのパイプを大切にし、その交流さえ確保していれば、他に何も必要なものはありません。ひとたび、この自分にとって大切な存在を自覚できれば、後は私達の心を常にその創造主と結果の世界に現れた諸々の創造物への関心を高めて、自分が一つの創造物として何を実現させたら良いのかと心を開くことだけで、答えはまもなくやって来ることでしょう。


第07課 段落266 [2008-04-21] <<  |  >> 第07課 段落268 [2008-04-23]