ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落262 [2008-04-15]

262 This particular phase of life is a major part to be learned and it should not be very hard when the sense mind begins to live with the consciousness instead of acting on its own as it has been doing. And results will be outstanding when the two live as one. This may seem to be a repetition of what has been said before, but repetition becomes a memory.

262 特にこの段階の生活は学習する上での主要な部分であり、感覚の心がこれまでして来たように自分自身が確保しているものを前提として行動する代わりに、意識と共に生き始める時には、過度に行うべきではありません。そしてその両者(訳注:意識と心)が一体となって生活する時、効果は傑出したものになるでしょう。このことはこれまで述べられたことの繰り返しのように見えるかも知れませんが、繰り返すことが記憶になるのです。





【解説】

心がかつてのように自分自身の凝り固まった意見や自らが築いてきた拠り所と称する結果を頼みとせず、自身の奥に居る静かで暖かい意識とともに人生を生きて行くことが、学び本来の姿だと言っています。言い替えれば、これまで述べられて来たことのエッセンスがこの言葉に集約されているということです。

私達はこれまで何の目的でこの講座を学んで来たのかについて、各自もう一度振り返る必要もあるように思います。自分の心を本来の位置に戻す為、矯正する為にこれまで学んで来た訳ですから、本項に記載された内容は極めて重要です。少しずつの実践を通して心をより低く、柔軟なものにし、意識のアドバイスを進んで受け入れること、心の中で考え出すのではなく、意識からの指導の声に従うことが最も的確であり、私達創造物のあるべき姿なのです。その結果として身体が健康になったり、事業が進展したりするということです。本末転倒というように、結果である御利益を求めるのは正反対の態度であると言うべきです。

また、一時に過大に努力しても良い結果は得られない、即ち少しずつ、休まぬ取組が必要だと言えるでしょう。


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