ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落260 [2008-04-09]

260 We must train the mind to daily recognize a certain amount of cosmic life and this can be done through two phases. One, by someone who is very good at reading Cosmic Records. And the other, by allowing your consciousness to give the revelation to your own sense mind. But to do this your mind must have trust in consciousness. You will know when you have blended the two, for then you will be living in full awareness of cosmic cause and the related effects. i.e. Since I have had the experiences with the Brothers I have been living in two phases of life. One, as I used to live performing my daily duties in a normal manner, but enjoying life more than I did before. While at the same time consciously aware of my experiences and of the individuals that I have met from other worlds. The experiences are as indelible upon my memory as my daily activities.

260 私達は毎日、心を宇宙的生活を幾分でも知覚するように訓練しなければなりませんし、これは2つの面から成すことができます。一つは宇宙的記録を読み取ることがとても上手い人物による方法。他は貴方の意識に貴方自身の感覚の心に啓示を与えることを許すことです。しかし、これを行うには貴方の心が意識を信頼しなければなりません。貴方はその2者が何時融合したかは分かるでしょう。何故ならその時、貴方は宇宙の因とそれに関連した結果の完全な知覚の元に生きているからです。即ち、宇宙の兄弟達との体験を持ってからは、私は二つの生命の面で生きています。一つは私がこれまで生きて来たもので普段通りに私の日常の義務を行い、しかも以前より以上に生活を楽しんでいます。一方、同時に、私自身の体験や私が会った他の世界から来た人物達について意識的に気付いているというものです。その体験は私の日常活動と同様、私の記憶に消えることはありません。





【解説】

ここでのポイントの一つは「毎日少しずつでも宇宙的な生活を自分の心で感じられるよう訓練すること」であるように思います。私達地球人は太古からの歪んだ生き方がこびりついており、一つ一つ洗い流して行かなければなりません。一挙に飛躍することを望むよりは、一歩一歩階段を昇る方がかえって早道だということです。

もう一つは、本文ではいわゆる能力者(霊能者)とも言うべき教師の下で体験を積むことについてもその一方法であると述べていることです。そこで注意したいのは、原文で「someone who is very good at reading」とある中に、世に言う霊能者は確かに過去の記録を読み取る能力においては優れているものの、そのことと霊能者本人の人格性とは別のものであるという語意が感ぜられることです。これまで、多くの能力者が尊敬され、ある時には教祖として奉られて来ましたが、能力者は単に宇宙にある記録の書を読み取る能力に優れているだけのことだと言っているように思われます。

こうした宇宙生活に目覚めると私達の生活にどのような変化が起るのか、本文で言う宇宙的なものと現実の生活が混然一体となった新しい充実した毎日になることだけは確かなようです。


第07課 段落259 [2008-04-08] <<  |  >> 第07課 段落261 [2008-04-10]