ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落251 [2008-03-27]

251 Ordinary routine becomes habitual and governs the ego, but this cannot be called a memory. And unless man cultivates Cosmic memory he becomes nothing.

251 通常の日常仕事は習慣となりエゴを支配しますが、これは記憶とは呼べるものではありません。そして人は宇宙的記憶を養わない限り、無になってしまうのです。





【解説】

本文では私達の習慣はエゴを支配する一方、宇宙的記憶には何らの足しにはならないと明言しています。

私達はどのようなものを宇宙的とするかは分からなくても、問題の「習慣」については、良く分かる筈です。朝目覚めてから夜眠りにつくまで、私達の生活のほとんどが習慣に陥っているとしたら、何年生きていても宇宙的記憶は身に付きません。そもそも習慣とはどのようなことを指すのでしょうか。私は、無感動、無意識に行っている事柄はこの「習慣」の範疇に入ると考えています。絶えず目に見えない印象を受け入れ、足下に咲く小さな花とも印象を交換出来れば、その人は少なくとも充実した日々を送るに違いありません。習慣に流されない為には、各自は相当の努力と工夫を必要としています。

毎日の仕事を新鮮な感覚で取組み工夫を加えて行くことで、これらの習慣を打破することが出来ます。また、同乗記にも述べられているように、旅行に出て新しい世界を知ることも有効でしょう。努めて過去を捨て、新しい自分の可能性を求めて生きて行くことが生活を充実させる上で必要なことだと考えています。


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