ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落249 [2008-03-25]

249 The goal we seek to attain should be all that matters and no obstacle should prevent us from attaining it.

249 私達が到達しようと求めているゴールは大事なことの全てであるべきであり、如何なる障害も私達がそれを達成することを妨げることがあってはなりません。





【開設】

人生を生きて行く上で、その人が年少の頃に抱いた夢や青年期に描いた将来を多少なりとも実現できれば、この地球では良しとしなければならないのかも知れません。第6課は生きて行く上での心構えと行く末に広がる希望を実現する為の諸課題の存在を私達に授けてくれる内容となっています。

中でも、その人の気力(意欲)を春の若葉のように新鮮な状態に保つことが重要だと言っています。その若さ(新しさ)を引き出す上で課題となるのが自身の中にある古い習慣であり、その根源が各自の自我(プライド)、自画自賛です。プライドは突き詰めれば、自己の優越性を拠り所に他者を差別することにもつながっており、それが引き起こす諸問題が本人を老化させる元凶となっています。

そのような事態を解消するのが、自我(エゴ)の意志全てを、目に見えない意識の意志に委ねることなのですが、これが単に概念で分ったつもりでいたのでは、効果は発揮できません。実際に自分を空しくして印象に従う行動をとって見て、その結果、はじめて自分が良い方向に進んでいることが確証される訳です。各自の目標の実現にはこの行動体験の積み重ねが大切です。最初はゆっくりでも一歩一歩の積み重ねによって、次第に進化のスピードもはやくなるものと思われます。しっかりした基礎から始めることが大切だと言っているのです。これで第6課を終わり、次回から第7課に入ります。


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