ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落217 [2008-01-23]

217 Newness is youth as well as progress. And there is some evidence today of the effect that newness has on society. For we can observe increasingly large numbers of people who do not show their age as they did in the past because in these days of scientific discovery something new is brought to their attention almost daily. Whether they understand or not the effects are there. Since man is nothing but a thought in action, any new thought, especially of cosmic nature, will have an effect upon his body.

217 新しさは若さであり、進歩でもあります。そして今日では新しさが社会にもたらしている効果についていつくかの証拠があります。何故なら私達は今日の科学の発見の時代にはほとんど毎日のように何か新しいものが注目される為、かつてのように年令を思わせない多数の人々がだんだん増えているのを見ることができるからです。彼等が理解しているかいないかは別としてその効果はそこに出ているのです。人は行動する想念以外の何物でもない為に、如何なる新しい想念であれ、とりわけ宇宙的性質を帯びたものは、その肉体に効果をもたらすことでしょう。





【解説】

かつては人生50年と言われた時代もありますが、今日では平均寿命も80才を越えてやがては90に届こうという時代になりました。これも本項でいう文明の進歩、日々の発見の賜物であるということでしょう。

私達がこの生命の科学を学ぶ主目的が健康維持とか若返りとするものではありませんが、少なくとも先輩である宇宙兄弟達が驚くほどの若さを保っていることを考えれば、進歩するにつれて身体の老化は防げることが良くわかります。

自らが取り入れる想念によって肉体は大きな影響を受けます。自身を構成する60兆もの細胞の全てが主人である心が発する想念に否応無しに影響を受けることでしょう。マイナスの想念が発せられた場合には、大混乱を来しますし、本来の活動は抑制されます。一方、プラスの想念の場合には、各細胞は疲れを感じることなく喜んで驚くほど活発な活動を維持するものと思われます。しかし、何度もマイナスの想念で痛めつけられていてはさすがの細胞も遂には活動を継続できなくなる訳です。言い換えれば、私達の心を自身の細胞の活動の邪魔をしないようにしなければならないということです。

新しさは一方では私達が陥りやすい惰性を排除することでもあります。身の回りを見渡して、常に課題を整理し、未着手の問題に取組むことも、本項でいる「新しさ」に属する取組の一つと考えています。


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