ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落199 [2007-12-25]

199 When thinking of this let your mind be attentive as it was while viewing the ocean. And while the ocean has boundaries, space has none. This phase of development is very important, even when we begin to travel in space ships. For had I not developed along this line to some degree, my trips in space crafts taken bodily would have been of little value. Because there were many things on the ships and in space that my mind did not understand. But my consciousness revealed them to me. And later my understanding was verified. The language barrier was not present for in some cases I exchanged ideas with the space brothers consciously. This would have been impossible mentally.

199 このことを考える際、貴方の心を大洋を眺める時のように注意深い状態にさせることです。大洋には境がある一方、宇宙にはそれはありません。私達が宇宙船で旅行するようになった時でさえ、この発達の段階は大変重要です。何故なら、もし私がこの線に沿って幾分かの発達を遂げていなかったら、肉体を伴った宇宙船に乗っての私の宇宙旅行は大した意味を持たないものとなっていたことでしょう。何故なら、宇宙船や宇宙には私の心が理解しない多くの物事がありました。しかし、私の意識がそれらを私に明かしてくれたのです。そして後になって、私の理解は確証されました。言語の障壁は有りませんでした。ある場合には私は意識的に宇宙兄弟とアイデアを交換したからです。これは心では不可能なことでした。





【解説】

映画「未知との遭遇」(Close Encounters of the Third Kind, 1977年 アメリカ)については、ご覧になった方も多いと思います。発電所職員である主人公はUFOと接近遭遇後、自宅に奇妙な山の模型を作り出します。傍から見れば、理解しがたい行動ですが、その山は宇宙人達が選定したコンタクトポイントであった訳です。本人はそれと知らずに、印象に従って実物そっくりな模型を造り上げ、最後は実際の山に登り、宇宙船に迎えられるというストーリーです。

映画の中では、誇張して描かれていますが、このような事柄は、「印象」を感受した際の、ある意味、理想的な行動でもあります。しかし、通常は、私達が感受する印象は大変、微妙であり、また例え感受できても心が即座に判断して疑問を投げかけ流入を遮ってしまいます。本稿では心に疑問を挟ませないよう、宇宙から来る印象類を大切に取扱い、言語によらないコミュニケーション能力を高めよと言っているのです。

以前、ある人からUFOを目撃した時、どのような心の状態であったか、どのような印象を持ったかと熱心に聞かれたことを思い出します。もちろん、偶然に目撃ということもあるでしょうが、中には宇宙船から印象を送っている場合やこちらから発した印象に応えての出現もあるということでしょう。


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