ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落198 [2007-12-21]

198 Even though great distances exist between planets and there is no established communication with them, this does not prevent one from knowing what is going on upon them. But to do this the mind must be trained to listen and be taught by the conscious messengers, without questioning the impressions while they are being given. Some will come in the form of thoughts and some with thoughts and pictures.

198 惑星間に長い距離が存在し、相互に確立された通信手段が無くても、それは人がそれら惑星上で何が起っているのかを知ることを妨げるものではありません。しかし、これを為すには心は与えられている間、その印象類に疑問を挟むこと無く、意識の伝達人に耳を傾け教えを受けるよう訓練されなければなりません。それらの内、あるものは考えとして、またあるものは考えと画像の形でやって来ることでしょう。





【解説】

印象の伝播に距離は関係ありません。人の想いはそのまま広い宇宙に伝わるということです。まして創造主のご意志にあっては、宇宙の広大さは何ら障害とはなりません。

遠くの場所での出来事を知るということは、先に述べられた岸辺から海中深く生息する海洋生物の存在を実感しようとする場合も、宇宙空間に浮かぶ遠く離れた惑星の状況を知ろうとする場合も同じです。いずれも肉体の目でない別のルートで私達はそれを観ることになります。内容を知るのは一瞬の映像イメージであったり、またイメージにもならない漠然とした「感じ」かもしれません。いずれにせよ、先ずはやって来る印象を率直に心が受け入れることです。

私達の生活の中でも太陽があり、月が居る等、目に見える具体的な天体は数多くあり、それらが私達に毎日のように見せてくる美しい光景は、私達を豊かにしてくれています。朝日は惜しげ無く水辺に黄金に輝く光の太い帯を見せてくれますし、月の出は静かで落ち着いた宵の始まりを私達に告げています。

これらの天体は実際には遠く離れており、肉体としての私達には行ける所ではありませんが、これら天体に対する私達の気持に距離は障害になりません。それらから印象を受ける為には、先ずはそれらを愛おしむ心が有ってはじめて、心通う関係になるものです。


第05課 段落197 [2007-12-20] <<  |  >> 第05課 段落199 [2007-12-25]