ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落192 [2007-12-13]

192 Man has learned much about the three dimensional world and now it is time for him to blend his knowledge with the four dimensional invisible world around him. That is if he is to do away with the mysteries that he has been governed by all of this time. And this can only be done by the mind, the effect, humbling itself to the consciousness - the cause, and thus allow it to explain the relationship of the two. Only consciousness can do this as it is the fourth dimension that knows no limitations.

192 人は三次元世界については既に多くを学んでおり、今はその知識を自分の周囲にある目に見えない四次元世界と融合させる時です。それは人が常日頃、支配されている諸神秘を取り去ろうとするならばです。そしてそれは、結果である心が自身を因である意識に謙虚にすることによってのみ可能となりますし、そうすることで意識に両者の関係を説かせることが出来るようになります。限界を知らない四次元である故に意識のみがこのことを為し得るのです。





【解説】

ここでのポイントは、本文にあるように私達が常日頃支配されている諸神秘に気付くことだと思います。実は、具体的にここで言う「神秘」がどのようなものであるかということになると、容易には浮かび上がって来ません。未来に対する不安感、何時起るかも知れない地震や災害、あるいは将来の健康不安等々は、各々が抱えている(言い換えれば「支配されている」)問題が、ここで言う神秘に属すると言えるでしょう。また、その先を突き詰めて行けば、「死」は最大の神秘と言えるでしょう。この問題は人間の苦悩の中で最も大きなもので、死の床にあっても、その関門について考える時の不安感は大きいものと思われます。

ここで、本文ではこれらの神秘を取り去る為に、心は長年学んで来た三次元世界の知識を四次元世界である意識と融合させよと言っているのです。私達を取り囲む四次元世界は常に求める者に寛大でということでもあります。


第05課 段落191 [2007-12-12] <<  |  >> 第05課 段落193 [2007-12-14]