ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落187 [2007-12-06]

187 Man should become aware of living two different experiences at the same time, for he is living on top of the earth of three dimensions, yet depending and living in the fourth dimension. For from the crust of the earth towards the sky is the invisible fourth dimension which we call space. Outside of it we could not live any more than the fish that cannot live out of the water. No form could live without the support of the fourth dimension for it is the air which we call atmosphere in which earth forms live and breath. And if it were withdrawn no form could live, not even the earth.

187 人は同時に二つの異なる体験を生きていることに気付くべきです。何故なら人は3次元である地上の頂上に生き、かつ4次元に依存しその中で生きているからです。地上の塊から大空に向かって私達が宇宙と呼ぶ目に見えない4次元が広がっています。魚が水無しでは生きて行けないのと同様、私達はその外側では生きて行けません。如何なる形有るものも4次元の支援が無ければ生きられません。何故なら地上の形有るものが生き、呼吸する私達が大気と呼ぶ空気が無ければ如何なるものも生きては行けないからです。そしてもし、大気が取り去られたら、如何なるもの、地球でさえも生きることはできません。





【解説】

前述のクジラやトビウオの例に関連して、私達自身も2つの世界を日常的に体験することが必要だと言っています。一つは日常の私達の生活する世界、地上の生活です。他の一つは私達が毎秒呼吸する大気の延長上に続く広大な宇宙空間、ここは4次元の世界だと言っています。もちろん、空間自体は縦・横・高さで見れば地上と同じ3次元ですが、「4次元」と表現することは、そこにはそれ以外の要素、例えば空間を超越したような大きな働きがあることを意味します。空間に限定されず働くことができる宇宙の意識の世界がそこにあるということでしょう。

最新の宇宙論の提唱者であるリサ・ランドールはかつてNHKのテレビ番組の中で宇宙が多重化した平面から成っており、それらの平面の間には唯一、想念(印象)だけが瞬時に行き来できるとしていました。私達は宇宙意識の海に包まれている訳で、日常の3次元世界で暮らす一方、宇宙に広がるより自由な世界から来る印象から多くを学ぶことが必要だと言っているのです。


第05課 段落186 [2007-12-05] <<  |  >> 第05課 段落188 [2007-12-07]