ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落186 [2007-12-05]

186 The whale, although there are others, masters the pressures and elements of the sea, for it is able to go to great depths yet it can swim on the surface of the water and partake of the invisible gases from space that enshroud the earth. And there are some like the flying fish that leave the liquids for an experience in the sea of gases. Thus they have experience in two different kingdoms. The liquid of the water and the gases of which the liquid it made.

186 クジラは、他の者もいますが、海の様々な圧力や要素をマスターしています。何故なら海中深くまで潜ることが出来ますし、水面付近で泳ぎ地球を覆っている宇宙から目に見えないガス類を取り込むことが出来るからです。そしてトビウオのようにガスの海での体験を求めて液体を離れる者もいます。そのようにして彼等は二つの異なる王国での体験を持つのです。液体としての水とその液体を造ったガスの二つです。





【解説】

ある面、人間よりはるかに高い能力を備えた動物も多いものです。例えば、本文にあるクジラはヒトと同じ哺乳類ではありますが、海中深く潜行出来たり、遠くの仲間と会話ができること等が知られています。

ここでのポイントは、実は私達の日常生活を取り囲むように他の王国(次元)が広がっており、その世界を自らの体験として知っていること、知覚していることが大切だということです。前の段落では海の中に起っている様々な生命活動は人間の表面的な視覚からは感知できていないということを述べました。本文ではクジラやトビウオを例に日常の生活圏から一歩外に出て、新しい世界を知ることが大事だと言っているのです。日常生活の世界に100%依存している心をもっと冒険させて、周囲に広がる更に高次元な世界にもっと関心を持つ必要があるということでしょう。


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