ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落172 [2007-11-14]

172 You can see that the mind is seldom aware of the conscious intelligent operation within the form. For when we sleep the consciousness operates the form while the mind knows nothing. Thus proving that there is a form of intelligence which never rests. And the mind must unite with this intelligence in order to be the knower. Once this is done man will eliminate all the unpleasant ways of life he now endures. And he will know what goes on in every form known, and its purpose. And divisions will no longer cause mysteries.

172 あなたには心は身体の中の意識的知性活動についてまれにしか気付かないことが分かるでしょう。何故なら、私達が寝ている時も意識は心が何も知らない間にその身体を運営しているからです。このことは決して休むことのないある知性体が存在していることを示しています。そして心が知る者となる為にはこの知性と結びつかなければなりません。ひとたび、これが為されると、人は現在耐えているあらゆる不愉快な人生を取り去ることでしょう。そして全ての形有るものの中で起っていることやその目的を知るでしょう。そうなればもはや分裂が神秘をもたらすようなことはなくなります。





【解説】

心は大変、情けない代物です。内部で起っている奇跡とでも言えるような絶妙な身体維持活動の大切さに気付くことなく、外界に対する我が身(心)の保全や絶えず新たな物への所有・獲得だけに目を向けて日常を送っています。しかし、環境は絶えず変化しておりますし、宇宙本来の流れに沿ったものでない心の活動は所詮、多くは実現する筈もありません。その結果、不安感が広がってしまうのです。

しかし、自分自身の中にこのような知性が存在することに気付けば、随分と自信が付く筈です。他に求めなくても、既にその知性を所有しているからです。唯一の問題は、その知性の取扱いを知らないことだけであり、時間をかければいつかはその語る言葉を理解することができることになります。死ぬまで、一緒にいてくれるその存在に私達はもっと感謝し、誠意を尽くす必要があることになります。


第04課 段落171 [2007-11-13] <<  |  >> 第04課 段落173 [2007-11-15]