ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落167 [2007-11-01]

167 Cells in a form are grouped for specific purposes. i.e. The cells used to make a heart could not be used to make a brain, etc. But each group is in harmony with the others to produce a manifestation of a perfect form for a specific purpose.

167 体内の細胞達は特定の目的毎にグループ化されています。即ち、心臓を造り上げる細胞達は脳やその他を造るのに用いられることはありません。しかし、各々のグループは特定の目的の為、完全なる肉体を現出させる為に、他と調和しています。





【解説】

元来は一つの細胞であった受精卵も人体創造の過程で細胞分裂が進み、遂には身体の各器官が形作られます。本文ではそこで各器官を構成している細胞群は各々の器官を造り出す上で特定の動きや活動を行っていると言っています。つまり心臓には心臓に特化した細胞が必要ですし、腸にはその部分に適した細胞が出現するということです。

しかし、これは元は一つの卵細胞が分化する過程で、適時適切な段階でそのような細胞が出現するよう何物かが、指示していたことになります。その指導にはDNAが継承している記憶が活用されているという訳です。現代の化学では、このDNA、構造自体は細菌から人間まで共通であり、皆4種の塩基から構成されていること、またヒトにはこのDNAが46本あり、各々は約30億の塩基対から構成されているとされています。この塩基対の中に創造主の意図がコード化され、また各自の体験も追記されているということなのです。

60兆個の一つ一つの細胞がその知恵を活用しているのに対して、その統括的な位置にある私達の心は全くそのような感受能力が無いことの方が不思議というべきでしょう


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