ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落168 [2007-11-02]

168 I use this portion of scientific discovery in relation to memory and heredity to show that this type of intelligence operates independent of the mind. But the mind must learn about it in order to cooperate. And in this way the mind will know what has transpired in the past and what is taking place in the present.

168 私は記憶と承継に関係するこの部分の科学的発見をこの種の知性が心とは独立して作用していることを示す為に用いました。しかし、心は協力する為にはそのことを学ばなければなりません。そしてこのようにして、心は過去に何が起ったのか、現在何が起っているのかを知ることでしょう。



【解説】

これら細胞の受け継がれる記憶は心からは独立して細胞から細胞へ継承されて行くとしています。一刻一刻、本人がどのような想念を放ったか、どのような思考パターンと同調したかが、何らかの形でこれら記憶分子の中に記録されていることでしょう。そればかりでなく、人類創造の太古において祖先が体験したことも減衰しているにせよ、私達の体内には染み付いているということです。以前、アダムスキーは講演の中で戦争の傷跡は以後7代まで継承されると言っていました。その言葉の中には、戦争による人々への影響は次世代にもわたるものだという一般的な意味の他に、これら細胞による記憶の伝達についての意味も含まれていたに違いありません。

また、ヨハンシュトラウスのように優れた音楽家が輩出される家には歴代音楽家が続いていたという例も少なくありません。これらの記憶をすべて遺伝学で整理することは出来ないにせよ、親の記憶が子孫に伝播するということはあり得ることです。そういう意味でも現代の私達は自分の人生の他に、子孫の世代に対しても大きな責任を持っていることになります。


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