ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落161 [2007-10-24]

161 We know something about psychometry that permits a person to hold a ring or a watch belonging to another and give the owner a reading. These people have schooled themselves to accept impressions that come, without any feeling of doubt. And these impressions come in vibrations from the molecules that have had the experience.

161 私達はある人物に他の者に属する指輪や腕時計を握らせ、その持ち主にリーディングを与える精神測定(サイコメトリー)について幾分か知っています。これらのことが出来る人々は如何なる疑問の感じを持たずにやって来る印象類を受け入れるよう自分自身を訓練して来ました。そしてこれらの印象はその体験を持った分子から振動としてやって来るのです。





【解説】

本文で述べられているように様々な物体に印象が染み付いている訳ですが、このことを別の言い方をすれば、私達自身が日頃、発した想念、そしてその結果、体験した記憶がそのまま、私自身の肉体や身に付けている物体に振動という形式で蓄積されるということを意味しています。

発する想念の力は私達の想像する以上に力を有しているということでしょう。時間経過とともに減衰はして行く筈ですが、それでも日常の精神活動が周囲の物体にも容易に転写されていることは注意を要します。如何なる想念を取り入れるべきか、如何なる種類の想念を排除すべきかについて、絶えず警戒し、自分に取り込み、また発する想念を高次な内容にしむける努力が必要でしょう。地球社会には他人を堕落させて、金儲けを企む者が数多く存在します。その中で創造主に求められる道を進むのは容易なことではありません。


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