ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落162 [2007-10-25]

162 We can say that these tiny memory molecules are actually conscious entities capable of maintaining the form and guiding the mind if the ego allows it to do so. They are the knowers of all that has ever been or is. This proves that the human mind once properly schooled can commune with all forms in nature. And mysteries regarding life would not longer prevail. And secrets and guess work would cease to be, for these tiny memory molecules have recorded all action.

162 私達はこれら小さな記憶分子達が実際、形有るものを保ち、もしエゴがそれを許すなら心を導くことができる意識的な実体であると言うことができます。彼等はかつて存在したあるいは現在存在する全てのものを知る者です。このことは人間の心は一旦適切に訓練されれば、自然にある全ての形有るものと親しく語り合うことが出来うることを意味しています。そうなれば、生命に関する神秘はもはやはびこることはないでしょう。また秘密や憶測の作業は終わりを遂げることでしょう。何故ならこれら小さな記憶分子群は全ての行動を記録しているからです。





【解説】

身体には60兆個もの細胞があり、その細胞一つ一つに細胞の活動を指導し、更には身体全体と調和させ、宇宙の源泉にも通じている有能なる記憶分子群があるということは、私達は自分に最も近い所(自身の肉体の中)におびただしい教師を有していることになります。ただひたすら、心を目には見えない小さな記憶分子の存在を先ず受け入れて、それらと同期できるよう心を穏やかに、かつ高レベルに保つ必要があります。おそらくはその分子群の所蔵する知識は、大図書館に匹敵する内容であり、心がアクセス出来さえすれば、十二分の知識(印象)を与えてくれることでしょう。まさに「汝自身を知れ」という意味がここにあります。

このように人体を調べて行けば行くほど、生命の神秘は広がって行きます。そして一人ひとりが60兆もの知的存在からなる一国の元首の座に着席すべき存在であることを考えれば、これら有能な民を如何に長命に保ち、秘めたる可能性を実現させることが元首としての務めであることが分かります。私達は生まれながらにして実に恵まれた存在であることに感謝したいものです。


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