ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落158 [2007-10-19]

158 We have the evidence that all matter that does lend itself, is in a constant state of existence. And is everlastingly being refined into a higher state of expression or service to all parts, fulfilling the Cosmic Purpose. We know this to be true for the earth made of matter has existed for billions of years and has gone through many changes. Yet human civilizations have come and gone. One continues under the will of a creator, while the other ends through the will of the mind. This does not mean that the matter of which man is made ends. Nor does it mean that the consciousness ends. But the ego mind has an end when it insists on acting independent of the Cosmic Intelligence. For the only things that continue on are Cosmic Consciousness and matter, through the process of constant action and newness.

158 私達には自らを貸し与えているすべての物質が常に変わらぬ生存状態にある証拠があります。そしてそれは宇宙的目的を成就する為、より高い表現状態やすべての部分に奉仕する中で、永続的に洗練されているのです。物質から出来た地球が何十億年も存在し、多くの変化を経て来たことにより、私達はこのことが真実であることを知っています。しかし、人類の文明はこの間、去来して来ました。ある文明は創造主の意志の下、続きましたが、他は心の意志を経た結果、終っています。このことは人間を作っている物質が終りになるということを意味するものではありません。また、その意識が終ることを意味するものでもないのです。エゴの心が宇宙的英知から独立して行動することを主張する時、終末を迎えるのです。何故なら、永続する唯一のものは永続的な活動と新鮮さの過程を通じた宇宙意識と物質であるからです。





【解説】

自分自身の身体を構成している元素達と会話が出来るとしたら、どのような世界が開けるのか考えると楽しいものです。もちろん、地球の過去を考えれば、楽しい体験は数少ないと言って来るかも知れません。そうです、私達の身体を構成しているもの達に良い体験を残すのも、私達の役目です。人間の身体には60兆個もの細胞がある訳で(http://www4.ocn.ne.jp/~hoeikai/karada.html)、それらの一つ一つ、或いは分子・原子の一つ一つに意義有る体験を与えることが出来れば、人間としての私の役目も果たせるというものです。

また、これら細胞や分子・原子に適切な指令を与えている存在は一口に宇宙英知と言うには偉大すぎる気がします。本稿でも再三出て来ます、宇宙意識についても私達が想像する以上に遥かに大きな存在であることに気付く必要があるでしょう。日常の私達が抱える問題等は、その意義と大きさに比べれば、ほんのゴミのような存在です。先ずは毎日、その身体を引き続き預っていること、その身体という小宇宙が円滑に機能していることに感謝しなければなりません。


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