ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落147 [2007-09-28]

147 This is a good example of what takes place : When we look into a beautiful clear sky, we do not see anything but the sky. Yet we know that between us and the blue are layers and layers of gases such as oxygen and hydrogen, etc., that we do not see. But once they slow up their activity a cloud will appear. And once it slows up its activity it may then reactivate itself and become totally invisible as it returns to its invisible gas. Yet even here we may speculate that some change has taken place among the original gases.

147 起っていることの良い例がこれです。私達が美しく澄んだ空を見入ったとしても、私達にはその空しか見えません。しかし、私達は私達とその青い空の間には私達には見えない酸素や水素等のガスの幾重もの層があることを知っています。しかし、一旦それらが活動を弱めれば、雲が発生することでしょう。そしてその雲も活動を弱めれば目に見えない気体へと変化する為、完全に目に見えなくなってしまいます。しかしながら、私達はその元の気体の間で何らかの変化が起ったと考えるかも知れません。





【解説】

先日、朝早く起きて日の出前に机に向っておりました所、ふと窓越しに東の空を見ると朝焼けの雲が長く棚引いておりました。そしてしばらくしてもう一度、見上げると、驚いたことに、それらの雲は大きく形を変えて消えそうになっていました。おそらくは日の出の太陽の光りを受けて、いままで留まっていた雲が暖められて、再び蒸発して、急速に消えていったものでしょう。大空いっぱいを舞台にして起る大気の動きは実に活発です。このような日夜繰り広げられている大自然の変化に、残念ながら、多くの人々は無関心なのです。

地球の表層に住処を得ている人間は、その拠り所となる大地や毎回の呼吸を得ている大気の活動にもっと敏感にならねばなりません。そういう目で見てみると、朝晩の野鳥達の動きは実に活発です。とりわけ、朝は鳥達は太陽を待ちかねているように東を向いて、じっとしていますし、一度、日が昇れば、群れを作って大空を回遊します。鳥達の一日のはじまりを喜ぶ姿勢には本当に感心させられます。まさに人間とは異なり、他の生物達は自然とともに生きているということです。


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