ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落141 [2007-09-20]

141 In the gaseous state the highest activity exists. And the gases continuously combine and separate to bring forth the different combinations within the kingdom. Some combine and slow up their action and continue to do so until they become a form. In the first part of the slowing stage they become liquids which we classify as chemical elements. Thus in the liquid stage one chemical element mixes with another and creates phases that are different than they were originally.

141 気体の状態の中に最高レベルの活動が存在します。そして気体達はその王国の中で常に結合し分裂して異なる結合をもたらします。あるものは結合しそれらの行動を緩め、それを続けることによって遂には一つの形あるものになります。緩やかになる最初の部分では、私達が化学の要素で分類するところの液体になります。このように液体の段階で化学要素は互いに混じり合う結果、それらが元にあったのとは異なる諸側面をつくり出します。



【解説】

私達の身近にあって気体の様々な変化を見せてくれるものに大空に浮かぶ雲があります。大気中の目に見えない気体としての水(水蒸気)が地球大気の様々な活動により、気圧等の変化を受けて温度が下がる等の影響により、微細な粒子に凝結し、浮遊する雲を構成するとされています。一方、雲の形は気象図鑑にあるように様々です。青空を背景にぽっかり浮かぶ白い雲を見ると心が和むのは私だけではないでしょう。この雲を眺めていると、一つ一つは変幻自在、実に様々な形に変化し、また決して同じ所にとどまることはありません。目に見えない大気の壮大な運動に乗って、思わぬ間に視界から立ち去ることでしょう。

これら諸活動を創造主のわざと認めるなら、私達の周辺には多くの創造主の御わざが提示されているということになります。空一杯に広がるキャンバスの中である時は青空の下、流れる白い綿帽子を、朝夕には輝く太陽を受けて黄金の雲海を私達に無償で披露してくれるのが、この大気の宇宙的な活動であり本書でいう気体の王国です。


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