ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落137 [2007-09-12]

137 Keep your mind as much as possible on the finer qualities of life, as you would on a fine quality of music. And if you do this daily you cannot help but make progress.

137 あなたの心を精緻な音楽に耳を傾けるように、生命のより精妙さに関心を持ち続けさせなさい。毎日これを行えばあなたは進歩せざるを得なくなります。





【解説】

かつてアダムスキーは宇宙的な音楽の例としてヨハン・シュトラウスの作品を挙げたとされています。改めてそれらの曲を聴いてみると、基本的に”楽しい”(明るい)楽曲であり、細部にまで優しさが込められたものであることが分かります。逆に言えば、難しい議論やあからさまな悩み顔を作ることなく、率直にあらゆる生命を尊重し、自らその一員であることを喜んでいる姿がそこにあります。

私達の日頃の心構えとして、この課の最後に著者アダムスキーはより精妙な生命活動について常に関心を持つように言っています。これは以前の課で私達を未加工のダイアモンドに例えた話をしていることと類似しています。私達地球人は未発達なため、粗暴で荒い精神構造のまま長年月とどまって来ました。些細な事で争いになることは日常、枚挙に困ることはありません。それほど私達の心は荒んでいるのが実態です。その人間達が支配しているとする地球上には実は完全に調和した自然の営みが残っています。その細部にわたるまで絶妙に調和した諸活動こそ、私達が望んでいる宇宙の英知を具体的に表現している生きた実例です。それらの活動に気を配り、やがてそれらの息吹きに同調することによって、私達は成長の道を歩むことになると言っているのです。


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