ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落119 [2007-08-08]

119 You may ask, how do we classify intelligence. Man classifies it as the result of actions or expressions. If we use this same classification, then we must admit that we are living in a sea of intelligence. All forms that live and express are using certain phases of it, and fulfill the purpose for which they were created. All of these lesser forms act automatically under the guidance of nature. Or we could say, by direct guidance of the Creator.

119 知性についてはどのように分類するのかと貴方は問うかも知れません。人はそれを行動や表現の結果から分類しています。もし私達が同様の分類をするなら、私達は自分達が知性の海の中に生きていることを認めざるを得ません。生きそして表現する形有るものは皆、その(訳注:知性の海)何らかの側面を活用しており、それらが創造された目的を達成しています。これら(訳注:人より)下位の形有るもの達は自然の導きの下、自動的に行動しているのです。言い換えれば、創造主の直接の指導によっていると言えるでしょう。





【解説】

前前節(117)では、divide(分割する)、separate(分離する)ことの問題が指摘されました。それを受けての文節がこの項です。前前節を受けて、私達は分類(classification)についてはどのようにしたら良いか、言い換えれば分割や分離でなく、どのように分類することが望ましいかを示しているのが、本文だと私は解釈しています。しかし、この違いは微妙でもあります。「分割」や「分離」という概念には他者との違い、独立性を主張し、優位性を高める感覚があることが問題なのです。いずれにせよ、物事を良く冷静に観察する中で、それら自然界の対象物が、いずれも宇宙を貫く法則に従い、自分の意志を完全に宇宙意識に同調させていることが分かります。とりわけ、この英知の大海の中で多くの法則、多くの世界がある中で、各々はその住む世界に応じた法則の下に生きているということです。

つまり、ハチであれば、ハチの住む世界に対応した自然界の法則(”掟”)があり、ハチ達はその与えられた規範の下、精一杯の生き方をしていると言うことが出来ます。これが創造主の直接の指導ということでもあるのです。


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