ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落120 [2007-08-09]

120 When we say Nature, it is used as a representative of The Mother Principle of Divinity. For she is the one through which forms are born. This is the feminine side of life, while the Supreme Intelligence is the masculine. And the two are working as one to bring forth the many manifestations.

120 私達が自然と言う時、それは神の内の母性原理を代表するものとして用いられています。何故なら、そこから形有るものが産まれるからです。これは生命の内の女性的な面を示しており、一方で至上なる英知は男性面を表わしています。そして両者は多くの創造物をもたらす為、一体となって働いているのです。





【開設】

全てのものがその惑星に属する物質から生まれ、また死する時も元素達は再びその惑星のもとに返される等、物質は循環(輪廻)を繰り返します。物質の構成要素である原子にまで遡れば、全ては形を変えながらも絶えず新しい創造物へ生まれ変わっています。自然の中では季節毎に動植物が入れ替わり立ち替わりに新しい姿を見せています。早春の芽吹きから始まって、陽春の草花、初夏の緑、盛夏の蝉時雨、初秋の紅葉、そして晩秋の落葉等、わずかの間に自然は実に様々な変容を見せてくれます。このように誰でも身近に観察できるのが自然における創造の姿です。私達自身も含め、まさにこれらは全て地球という同じ母体から生まれた兄弟達と言うことができるでしょう。

また、本文ではこの活動を指導している英知、父性原理について述べています。この英知は目に見えない為にむしろ私達は気付くのが難しいと言えるかも知れません。しかし、材料が揃っていてもその作用のさせ方、加減が分からなければ何一つ造り上げることは出来ません。遺伝物質から正確に情報を読み取り、必要な成分を合成して行く為には私達が想像する以上に強大なパワーが作用していなければなりません。そのパワーの源(意識)の持つ力がこれらのあまねく創造の活動を支えているということです。


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