ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落112 [2007-07-27]

112 The thing that we ask you to do is - become aware of your real self, the eternal part of God, or The Creator. Let your mind become conscious of consciousness as your guide in everything that you do. Then the admonition "Man know thyself and you shall know all things," will be your reward. But the mind must learn to trust the consciousness at all times.

112 私達が貴方に実行して欲しいとお願いしたいことは、貴方の真実の自我、神の永遠なる部分、創造主に気付くようにすることです。貴方の心を貴方が為す全てにおけるガイドとして意識を意識するようにさせて下さい。そうすれば、訓戒「汝自身を知れ、そうすれば全てを知るだろう」を褒美として受け取ることになります。しかしその為には、心は意識を如何なる時も信頼することを学ばなければなりません。





【解説】

精神集中や瞑想よりも、真自我(Real Self)を日々の生活の中で意識することが重要だと言っています。目に見えず、耳に聞こえない微妙な意識からの指導に気付くようにせよと言っているのです。

別の言い方をすれば、次々にやって来る印象に自分の心を鋭敏にする為には、先ずは心自体を静かに落ち着かせ、内部の意見や偏見を鎮めることが前提となりますし、心自らが目に見えない存在からの指導に従おうとする誠実な志向性を必要とします。つまり、心を謙虚にさせること、自然や宇宙に対して畏敬の気持を育てることでもあるのです。

こうした中で、印象に従う行動を積み重ね、最初の内は失敗も多い筈ですが、習熟するにつれて自分自身の中にある惜しみ無く与えてくれる目に見えない存在をますます信頼するようになり、全ての面で各自が自分の人生を次第に有意義なもの、創造主がお望みになる方向に発達させることができるようになることでしょう。

これまで奉仕して奉仕して来たこの永遠の生命の贈与者に気付き、感謝すると同時にそのアドバイスを受け入れ、各自の行動の中で現世に実現することが、贈与者への恩返しでもあるのです。


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