ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落113 [2007-07-30]

113 Also notice that we did not forbid you to live a normal life. All that is asked of you is - live a conscious life and not a mental one. And do, and use, all things in moderation. That is all that is necessary to fulfill the purpose of life. This is how our space brothers have grown in knowledge and live a heavenly way of life.

113 また、私達が貴方に普通の生活を送ることを禁じていなかったことにも注意して下さい。貴方に求められていることの全ては、心による生活でなく、意識による生活を送ることです。そして全ての物事を適度に行い、また用いなさいということです。それが生命の目的を成就する上で必要なことの全てです。この方法によって私達の宇宙兄弟達が知識において成長でき、今、天上の生活を送っているのです。





【解説】

本文で述べているのは何も特殊な修行をするのではなく「通常の生活を行いなさい、但し心でなく意識を使って」ということです。確かに極端な修行や行為を行うことによって一時的には私達の日常感覚を超えたいわゆる神秘体験を得ることもあるでしょう。その時は既存の心が解放され、意識からの莫大な印象が流れ込むことになります。しかし所詮、その行為を長続きさせることはできません。すぐにも過去の一体験として終わってしまいます。

問題は24時間、一刻一刻における私達の生活の中における心の反応なのです。本来の私達の心の進化の道を歩む為には「あせらず、怠けず」、意識の存在を少しずつ自ら確認し、意識の指導を求めながら歩むことです。

道は長く遠くまでつながっています。以後、何代にわたって歩む道でもあるのです。しかし、労苦を求める訳ではありません。自然界の調和した姿を愛で、その一員として毎日の営みを楽しむ(enjoy)することが必要だとも言っています。釈迦も苦行の道からは悟りを開けず、少女が差し出したミルク粥を食べた時、生命の歓び(悟り)に気付いたとされています。私達は見えざる意識の指導を仰ぎながら、あらゆる事を調和をもって行うことが求められており、長い道程を各自のペースで日々、少しずつ歩むことが重要なのです。


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