ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落106 [2007-07-18]

106 We can see the results, for the whole world is living under the cloud of fear one against the other. And no one trusts another human being.

106 私達はその結末を見ることが出来ます。何故なら、全世界が相互に対する恐怖の雲の下で生きているからです。そして誰一人として他人を信用してはいないのです。





【解説】

エゴが造り上げた社会は自分しか頼りにせず、自立した個我が自由に生きることを保証された社会であり、一見もっともな理屈がありますが、一方では貪欲がまかり通る殺伐とした世の中になっているという方が真実に近い表現でしょう。

基本的には他人は信用されませんし、また信用したら途端に食い物にされる社会です。確かにこのような社会で生きて行く為には先ず、相手を疑ってから対応するのは賢い生き方なのかも知れません。

しかし、このような世の中の風潮は変えて行かねばなりません。未来の世代がより良い社会環境の中で生涯を幸せに送る為には何が必要なのかを考え、一歩でも実現させるのは今の世代の私達です。与野なカの人々にそのような社会の次痛言を訴えるのは政治や宗教の本分ではありますが、そこにも偽物と本物とがあり、容易に信託することも出来ません。アダムスキー氏は組織というものを信用しませんでしたし、自らも作りませんでした。ただ、多くの著作を残し、講演会を開いて大衆一人一人に真実を訴えたことはご存知かと思います。様々な機会を捉えて同行者を募り、一人一人の思いを発信し、共感者を増やして行く草の根の活動が必要なのではないでしょうか。


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