ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落104 [2007-07-13]

104 Fortunately there is a harmonious law that works through the body independent of the mind, or the body would not last the years that it does.

104 幸いなことに、身体の中には心から独立して働く調和ある法則があります。そうでなければ、人体はそのように何年も持続することは無いでしょう。





【解説】

身体の中で働く自然の法則。これにより何度、助けられて来たことか。時々の結果に一喜一憂。失望と有頂天を繰り返すのが心の常です。そして失望の時、あるいは怒りの時、私達の心は自らの肉体をも痛めつけ、自暴自棄に陥りやすいものです。

実は後から考えると、あの時何故あのような気分になる必要があったのか不思議に思うほど、心は時に暴走します。その心の暴走から身を守っているのが肉体内部で心の動きに従わない部分です。筋肉で言えば「不随意筋」。そもそも心臓や一連の呼吸作用等、到底不安定な心に任せられない重要な部分は皆、心とは別個に活動を行っているのです。

心が異常状態になったら、まず客観的に心を落ち着かせることです。これまでの体験を振り返ってどう対処すべきかを考えさせ、アイデアを創造主から戴きましょう。私達各々が創造主から愛されていることは、この日夜体内で働いている無償の愛の奉仕活動から実感できます。また、そこまで考えるゆとりが無い場合には、ゆっくり休んで心が鎮まるのを待つのも良いでしょう。


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