ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落086 [2007-06-19]

086 Regardless of what the expression may be, one should make the mind recognize and respect the consciousness as the life of the expression. Consciousness is not a respecter of forms or persons, it lends itself to all in all acts. For itself knows neither good nor bad, but its guidance is always for what we call the good.

086 その表現物が何であれ、人は自らの心に意識をその表現物の生命体として認識し尊敬させなければなりません。意識は形有るものや人物の尊敬者ではなく、それはありとあらゆる行動に自らを貸し与えています。何故なら、意識自身は善も悪も知ることはなく、それでいてその導きはいつも私達が善と呼ぶものに向っているのです。





【解説】

あらゆる物の生命体こそが意識であり、各自は意識を敬うように言っています。ある意味、私達はその意識によって生かされていることを考えれば、当然なことでもあります。しかし、私達は通常、心は尊大であり、わがままになっています。自分の肉体は自分(心)の意のままに動かせますし、自分の自由意志で好きな行動が出来るとしています。

しかし、私達の中に無言のまま存在し、全ての生命活動を支えている意識の存在の上に私達の日常があり、体内の生命活動無くして自分の存在が成り立たないことを思えば、この意識を尊び、その指導に従うことはごく自然の成り行きと言えるでしょう。


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