ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落078 [2007-06-07]

078 And what is this higher intelligence? Again we have to refer to the consciousness for a definition. For at times it impresses the mother's mind to seek a certain type of food that she does not ordinarily care for, because this chemical is needed in constructing the infant form. And this intelligence causes the movement within the mother's body. No voice of instruction is heard yet the mind of the mother knows that some change has taken place. This is done by impressions for consciousness does not use sound as we know it. It is this consciousness that is the creator or builder of the form as near as we can tell. And this is all done independent of the mind. Even here the mind may interfere by opposing the impressions that come, like the food. Either by not seeking it or not being able to get it, which could bring about an imperfect form.

078 次に、このより高い知性とは何でしょうか?ここで再び定義の為に意識について引用しなければなりません。何故なら時々、胎児の建設に化学物質が必要となる為、それは母親の心に彼女が普段は好まないある種の食べ物を求めさせるからです。そしてこの知性は母親の体内に運動を生じさせます。声に出しての指導は聞こえませんが、母親の心は何らかの変化が起ったことを知ります。意識は私達の知るような音を用いませんので、これは印象によって行われます。私達がこの形あるものの創造主あるいは建造者と呼ぶのに近いのはこの意識なのです。しかもこれは心とは全て独立して行われています。ここにおいてもなお、心は食べ物の場合のようにやって来る印象に反対することによって妨害するかも知れません。それを求めることをしないか、摂ることが出来ないことによって、不完全な人体をもたらすことになるかも知れないのです。





【解説】

自分に最も近い存在であるこの「英知」は私達の心に印象という形で指示を与えています。とりわけ妊婦の場合には体内の子供の肉体形成に必要な物質要素を母体が獲得しなければならない必要から、意識を通じてより強い指示を母親の心に与えることになります。このようにして女性は自らを舞台として人間創造のドラマを演じる体験をする訳で、生まれ出た我が子に誇りと愛情を強く抱くことになるのです。

この一例からも分かるように、私達の体内で起る様々な生命活動を統括指示している英知がいつも私達自身の内に居ることは大変心強いことです。何処かに大切に保存しておくことも、他人に預けておく必要もありません。常に私自身に付き添ってくれて無言で肉体の維持を担って戴いている存在、また私達が望めば大宇宙を貫いているよい大いなる英知にもつながっている存在。この私達自身の内部にある知性こそ、私達が生きて行く上で頼りとすべき相手なのです。まさに「同行二人」そのものです。


第02課 段落077 [2007-06-06] <<  |  >> 第02課 段落079 [2007-06-08]