ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落071 [2007-05-27]

071 Jesus brought this truth to the people when he said that the man who desired honors from earthly men, had none coming in heaven. He also said not to worry about tomorrow, for the sparrow neither sows nor reaps, yet the Father takes care of each of them. But this calls for definite faith in the consciousness. For he also said, "are you not more than the raiment ?" This is the law by which all Venusians live.

071 イエスは地球の人達からの名誉を望んだ者で天国に来る者はないと人々に述べてこの真実を当時の人々に伝えました。彼はまた、明日を思い煩うなスズメは蒔くことも刈ることもしないが父はそれら個々の者を養ってくださっているのだから、とも言いました。しかしこれには意識に対する絶対的な信頼が要請されます。何故なら彼はまた、「あなたは衣服より以上のものはないですか?」とも言いました。これは全ての金星人が生きている法則です。





【解説】

イエスが天国(heaven)と言った時、その天国とは金星や土星に置き換えるとより具体的なイメージが湧きます。他人から誉められることを望むのは人間の常ですが、それは金星や土星には何ら重きを置かれないことであると言っているのです。

また、未来のことを心配するなとも言っています。明日、どうなるかは誰にも分かりません。しかし、大自然の他の動植物達は明日は他の者の餌食になるかも知れない中、皆静かに今を味わっていることも確かです。それが可能となるのは再三述べて来ましたように、意識への絶対的な信頼です。宇宙を貫く意識のパワーに自らの明日の命を預ける一方、現在を自分の能力発揮に集中する精一杯生きている姿がそこにあります。これらの有り様こそ、金星人の生き方だと言っているのです。




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