ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落058 [2007-05-10]

058 The mind, in order to learn from the consciousness must humble itself to get each point in a clear manner. For this instruction comes only by impressions. Whether observing an object or listening to sounds, impressions will be given independent of the mind. Consciousness is not governed by habits like the mind is. i.e. When I made the first contact with a space person my mind wanted to know many things, especially things that conformed with my habitual life. I had to control my mind and remain silent so that I could receive all that he wished to impress upon my mind. Had I speculated on what was to be given, I would have missed the significants of the meeting.

058 心は意識から学ぶには各々の要点を明瞭に理解する為、自らを謙虚にしなければなりません。何故なら、この教えは印象によってのみもたらされるからです。ある物体を観察する際や音に耳を傾ける際に、印象は心とは無関係にやって来ます。意識は心のように習慣に支配されておりません。ですから、私が最初に宇宙人と会った時、私の心は多くの事柄、特に私の生活習慣に合った事柄を知りたがっておりました。私は自分の心を抑制し、相手が私の心に印象付けたいと思っていたこと全てを受け入れる為に沈黙を続けたのです。もし私に何を与えられるのか考え巡らせていたら、私はその会見の重要ポイントを見失っていたことでしょう。





【解説】

それでは具体的に心を訓練するにはどうしたら良いかをここでは説明しています。

前項で述べられたように、学校における生徒と同様、私達は意識の指導に対して心を謙虚にすることが第一条件となります。つまり、目に見えず、耳に聞こえない因からのメッセージに心を開けと言っているのです。

また、デザートセンターでのオーソンとの会見の際にアダムスキー自身がとった態度を例えて、宇宙兄弟達に対して謙虚に話しを聞く姿勢を貫いたために、その会見の本来の意義を理解するに至ったと言っています。

とかく私達の心は騒ぎやすく、また一方では何もしない停止状態のいずれかになりがちです。印象を感受する為には、心を開き(Open Mind)、微妙な印象の流れを中断させず、その印象に心を寄り添わせて、ポイントを理解する必要があります。その為にも、印象の源、意識を自らの導き手として信頼することが必要です。こうした心の訓練を積み重ねることによって、私達の心は次第に意識による印象の指導を自らの人生に取り入れるようになるのです。


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