ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落043 [2007-04-23]

043 It may take ages to do this, but through patience and determination a humancan express this beauty in ever increasing fineness. And thus become The Christ in God's Kingdom.

043 このことを成すには年月を要するかも知れません。しかし、忍耐と決心を通じて、人間は永遠に高まる繊細さの中、この美しさを表現することができます。そして、このようにすれば、人間は神の王国におけるキリストになるのです。





【解説】

岩が転がりながら、時々の課題にぶつかり、身を削ってもなお、歩みを止めずに遂にはその穏やかな形と内部に秘めた美しい地模様を体現するまでには長年月を要します。ですから、成し遂げる為には何よりも忍耐強く、確信を持ち続けることが必要だと言っています。

しかし、これを宇宙を流れる永劫の時間軸から見れば、その進化の歩みは目覚ましいものであるかも知れません。ひと粒の種子が荒野に落ちた後、芽を出し、根を伸ばす過程で、その新芽を青虫に食べられ、伸ばしたばかりの枝が大風に折られても、諦めず陽の光を求めて背を伸ばして行けば、やがて周囲に木陰を与え、様々な生き物のすみかを提供する大樹に成長できるでしょう。その美しさは荒野(地球)を緑豊かな楽園に変える源となるかも知れません。創造主の王国にとっての救世主(キリスト)に成り得ると言っているのです。それほどに、この「生命の科学」を学ぶ者に託された思いは重く大きいと言えるでしょう。


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