ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落013 [2007-03-18]

013 Consciousness speaks in silence, or impressions, which is the language of The Supreme Being know as God, while the mind speaks the language of effects, which is sound.

013 意識は沈黙のまま、即ち印象によって話し掛けます、それは神として知られる最高位の存在の言葉でもありますが、一方で心は結果の言葉、音声によって話し掛けます。



【解説】

最も重要なことは、「沈黙の声」とも言うべき「印象」を通じて、意識が私達に話し掛けていると言うのです。実は最高の存在である神の発する言葉というのは、印象を通じて人間その他の万物に伝えられておりますが、一方で「心」というものは、音声を通じて意思を伝達するとあります。

つまり、力強く自然界、宇宙空間にあまねく力を及ぼしている存在(「意識」)は、言葉になっていない前の段階のある種、の凝縮された塊のようなエッセンスを持ったメッセージのようなもの(「印象」)を発しており、それらの片鱗を受容することによって、力を自然界が受けているということかと思います。

それに対して、私達の思考は、この記事のように言語を通じて、基本的には「音声」をイメージした中で、記述され、整理されています。これは、心が発する言語が、基本的には「音声」言語に基づいていることを意味しているのです。

しかし、意識を知ろう、意識の発するメッセージを聞こうとすれば、印象に注意深くならなければなりません。また、心自体が微妙な印象に気付くよう、鋭敏になる必要があります。そして、その印象なるものは、言語に左右されない、言い換えれば、言語以前の段階のものであり、当然ながら、万国共通語、生きとし生けるものすべてが理解出来る言語であると言うことができるでしょう。いずれにせよ、私達は、自ら、意識から発せられている印象に対して敏感であらねばなりません。また、そうした印象を通じて、意識との交流が生まれ、本来、授かっている能力を発揮することができるのです。


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