ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落006 [2007-03-11]

006 As stated, we cannot see Him as a person for he embraces all, and manifested creation is the Effect from His Cause Intelligence.

006 先に述べたように、創造主が全てを包み込んでおり、創出された創造物が創造主の因なる知性から出た結果物であるが故に、私達は創造主を一人の人間のようには見ることは出来ません。



【解説】

私達が最も信頼を寄せるべき存在、感謝すべき対象である創造主について、上記の記述は、創造主は「全てを包み込んでいる」と言っています。ちょっとした言葉ですが、その持つ意味合いは新鮮です。つまりは、貴方にとっても、私にとっても、その周囲は創造主によって包み込まれているという、何と暖かいいたわリであることか。

しかし、包み込まれているが故に、私達本人には、その存在を特定の人物のようには見えないというのです。赤子がその母親に抱かれているようなものです。私達、創造物は創造主の結果物である為、自分と同じレベル(或いは次元)では生み主を自分と同様な像として見ることができないというのです。

一方では、古来より神(創造主)の像を建立し、あがめるという偶像化が行われており、それなりに、各自の信仰の対象として機能して来ておりますが、実は、本来は、創造主を人間のように表わすことはできないということを述べているのです。実は、創造主は、離れた場所に像として建立するよりも、もっと私達自身の身近に居るということに気付くべきなのでしょう。自分の周囲に片時も離れず、いらっしゃるということなのです。


第01課 段落005 [2007-03-11] <<  |  >> 第01課 段落007 [2007-03-11]