ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落180 [2021-12-27]

180 Can a man become immune to pain? Yes, we hear of those who can walk on hot coals without pain. But they have learned how to discipline their mind, and the mind had to be willing in order to be disciplined. This shows that whatever unpleasant conditions the mind faces, it is of its own creation through misapplication of the law. So it behooves the mind to become a willing student of cosmic principle if it is going to enjoy the blessings that life offers. This is where the memories from the past can serve man in recalling values he has gained through experiences he has had.

180 人間は痛みに動じなくなることが出来るでしょうか? もちろんです。私達は痛みを感じることなく、焼けた炭の上を歩ける人々について聞いています。しかし、彼等は彼等の心を如何に訓練するかを学んで来ており、心は訓練されることを喜んで応じなければなりません。このことは、例えどのような不愉快な状況に心が直面しようとも、それは法則の誤用によりそれ自身が造り上げたことを意味しています。ですからもし心が生命が提供する祝福を享受しようとするなら、心は宇宙の法則について喜んで学ぶ学生にならなければなりません。ここがこれまで体験を通じて得た貴重なものを人間に思い出させる過去の記憶が役立つところなのです。

【解説】 著者は私達に痛みや苦しみは心が造り出すものであることを説いています。即ち、リンゴがかじられた時、リンゴに痛みは感じられないように、私達も苦痛から解き放たれることが出来るという訳です。 古来、仏陀が生きていた時代、インドでいわゆる苦行に耐える修行が行われました。もちろん、これら「苦」に対する心の有りようをコントロールすることは大切なのですが、本講座ではこうした表面上の課題だけでなく、更に深い側面まで含んで学んでいることは特筆すべきでしょう。このように自らの苦痛をコントロールすることは私達が目指す長い道程において通過点の一つに過ぎないことも重要です。

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