ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落178 [2021-12-23]

178 For if we desire to be as our creator we must face all phases of life without being disturbed. The Creator faces his creation without discrimination. For should he like one and dislike another he would be dividing himself, and thus do no better than man. But all phases of creation are loved by its creator for its purpose is known. It is a human trait to discriminate and through this many hurts are received because the ego mind separates itself from the whole.

178 もし私達が創造主のようになりたいと望むなら、私達は心を乱されることなく生命のあらゆる側面を直視しなければなりません。創造主は自らの創造物を差別なく直視しています。何故ならもし創造主があるものを好み、他のものを嫌うならば、創造主は自らを切り裂くことになり、人間よりましなことができなくなるからです。しかし創造のあらゆる側面はその目的が知られているが故にその創造主によって愛されています。区別するのは人間の特徴であり、エゴの心が自身を全体から分離してしまう為、この過程を通じて多くの痛みを受けることになります。


【解説】 先ずは重要なポイントは、私達は自ら裁く側に身を置くべきでないということです。全ては自分と同じルーツであり、同胞であることを前提とすれば、己の気に入らない事柄であっても、許せるものですし、寛容になれるものと思われます。 一方、一見、毛嫌いするようなものであっても、見方を変えればその意義も見えて来る筈で、私達が最も慎むべきは、一瞥してその優劣を判断する(裁く)ことなのです。このように目の前に現れるものを次々に即断して行く姿勢こと、最も戒めるべきで、私達はそれらの存在についてよくよく観察し、その意味を学ぶことが重要です。

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