ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落176 [2021-12-21]

176 It seems cruel to us to see a big fish swallow another, but it is just as cruel to see a man eat a carrot. For it is a living thing made of molecules just as you or I, or the fish. And the memory carriers do have records of all phases of life, from what we might call the cruelest to the highest.

176 大きな魚が他の魚を飲み込むのを見ると残酷に思えますが、それは人間が人参をかじるのを見て残酷と思うのと同じです。何故ならそれはあなたや私、或いは魚と同じ分子群からなる生き物であるからです。そしてその記憶を運び手は私達が最も残酷と呼ぶものから最高位のものまでの生命のあらゆる側面の記録を持っているのです。


【解説】 私達を含めあらゆる生きものは、その存続の為にそれぞれに適した食物を必要とします。その摂取の状況は肉食獣が他の動物を襲って食し、また草食の動物が木の芽や花を盛んに食べる訳ですが、そこに残酷性を見るべきではないのです。 これら一連の行為は自然のサイクルの一環であり、本来は自らの基礎として行っている行動であり、食物を通じての物質分子や記憶の連鎖・伝播でもあるのです。 私達には一見、残酷なようn見える光景ですが、このような一連のサイクルの中に私達創造物は生きている、生かされているということでしょう。著者は今後、私達の感受性が高まる中で、こうした光景を見ることになるが、それを正しく受入れ、包括的に宇宙を理解せよと説いているのです。

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