ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落173 [2021-12-16]

173 The method that the space people use in working with this great intelligence is, to observe all forms with their consciousness instead of the mind. In plain they become conscious of the form as though they were the form, which they really are for nothing is separated from the whole. And in this way man as a mind blends with the whole.

173 この偉大な知性とともに働く上で宇宙人達が用いている方法は、心に代わって意識で全ての形有るものを観察するということです。平易に言えば、彼等はあたかも彼等がそのものになったかのようにその形あるものを意識するようにするということであり、実際、彼等はそのもの自身になります。何故なら何物も全体から分離することがないからです。またこのようにして心としての人間は全体と混和するのです。

【解説】 本項は、実は著者が私達に相手を理解しようとする際の私達のとるべき姿勢を示しているように思われます。つまり、私達が相手を理解したいとする時、私達は相手の話や表情を見て判断しがちですが、他惑星人は自らの意識を用いて相手を理解しようとすると言うのです。 言い替えれば、自らの意識を相手に融合させるという訳です。即ち、表面上の要素から判断するのではなく、相手と融合して理解するよう心掛けることかと思われます。相手の身体細胞の内部に蓄えられた想念波動を理解するということでしょう。 もちろん、対象はご自身でも自然界のあらゆる対象であっても良い訳ですが、私達にとって更に有益なのは、これまで地球を訪れた様々な導師について学ぶことではないかと思う訳です。彫刻家が仏像を彫る際も、木材の木の中に仏のイメージを描く中で似たような作業が行われているように思います。

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