ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落146 [2021-11-08]


146 Now let us visualize the steps of creation into form when the liquids begin to solidify by slowing up their action within the liquid kingdom as the gases did to form the liquids. For once the liquids begin to solidify they vanish just as the gases did. Even though they are ever active in the pattern of creation.
146 さて、気体が液体を形成したように、液体の王国の中でその活動を緩慢にし液体が固化し始める際の形有るものに至る創造の歩みを思い描いて見ましょう。何故なら、一端、液体が固化し始めるとそれら液体はガスの場合と同様に消滅するからです。しかしそれでも、それらは創造の形式の中では依然として活動を続けているのです。




【解説】
気体分子運動論によれば気体分子の運動速度が最も大きいことは明らかで、固体分子でさえも微細な震動をし、金属原子においては周囲の電子は互いに隣接する原子の間を自由に動き回っているとされています。
また、一つの相(気相、液相、固相)から、別の相に形態が変わる時、多くはそれまでの姿からあたかも消えたように見えるものです。それは焚火の際、木々を構成していた炭素その他の成分が、燃焼反応によって熱や炎を示す一方、目に見えない気体として目前から消失するのと同様です。
このように著者は自然変化の中で特に気体から液体、液体から固体への形態の変遷を通じて、創造作用を観察せよとしているのです。


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