ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落131 [2021-10-15]


131 It is not the prayers, the mantrums or the meditations that will bring this to us. But a re-birth into a fully conscious being of cause instead of the mental effect. In other words we must reverse the process of our learning. Instead of being mentally aware as an ego of the mind the mind must become aware of consciousness, as it has in the past of itself. For conscious awareness is the key that unlocks the storehouse of knowledge to the mind. It is the link between the Creator and creation.
131 このことを私達にもたらすのは祈りでもマントラでも瞑想ではなく、心による結果に代わって因による完全に意識的存在への生まれ変わることなのです。言い換えれば、私達は自分達の学習の過程を逆転させなければなりません。即ちそれまでの自分自身のように、心に属する自我として認識するのではなく、心は意識に気付く必要があるのです。何故なら意識への気付きは心に知識の貯蔵庫を開く鍵であるからです。それは創造主と創造物との間をつなぐ環(きずな)なのです。




【解説】
前述のルーサー・バーバンクのように各自の日常の中に宇宙的意識を取り入れる為には「生まれ変わる」程の一大変革が必要であると本項は説いています。
即ち、これまで自分が頼りにして来た一切のものを一旦、切り離して宇宙的な印象に自分の拠り所を移す必要があるとしているのです。その為に必要なことは「祈り」や「呪文」、「瞑想」のような日常を離れた「行」は一切不要であると説かれています。唯一、従来自分の心に頼っていた姿勢を意識という目に見えない因に置くことを求めています。
言い換えれば、宇宙的印象の存在がその持つ力を自らの進む拠り所として大切にするということかと思われます。自身の中にあるこの存在を大切にして、それを根本に自身の生き方を転換する、即ち印象(インスピレーション)中心の生活に改めるべきだという訳です。


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