ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落128 [2021-10-12]


128 All nature is expressing intelligence in varying degrees, for there is not a form, even a grain of sand, that does not express the purpose for which it was created, even better than man. A blade of grass as a tender shoot will come through the hard crust of the earth as it uses the power of the cosmos and obeys the intelligence that directs it. Yet man finds it difficult to penetrate a hard surface.
128 全て自然は様々な程度に知性を表現しています。何故なら形有るものはどれ一つ、砂粒一つでさえ、それが創造された目的を表現していないものはおらず、人間以上に良く表現しているものさえいます。一枚の草の葉は、柔らかな新芽の時、地面の硬い塊を貫いて現れますが、それは宇宙のパワーを用い、それを導く知性に従っているのです。しかも人間には硬い地表を貫くなどということは困難であることが分かります。




【解説】
本項は前項に引き続いて私達が大自然の知性を如何に観察するべきかを示しています。
例として揚げられているのは草の新芽が硬い地面から出て来る様子です。これについて思うことは庭の雑草の勢いに関することです。夏場はとりわけ草の繁茂する勢いは強く、草むしりは大仕事になります。この雑草問題は植物が持つ生命力の力強さをよく現しています。こうした日常の植物の営みの中に私達は宇宙を貫く生命力の力強さを学び取らねばなりません。草むしりであっても、これら植物は人間以上に宇宙の知性の命ずる指示に従って、その持つ力を最大限に用いて日常を生きていることに気付くことが出来るからです。


第03課 段落127 [2021-10-11] <<  |  >> 第03課 段落129 [2021-10-13]