ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落122 [2021-10-04]


122 Let us assume that, the first man on earth did not have a teacher to guide him along the path of life, so he had to use nature as a teacher. i.e. As he listened to the winds passing through the trees with their varying types of leaves, he noticed that each produced a different sound. And as he listened to the birds and the rushing waters of the brooks and rivers, and other sounds that nature produces, he desired to reproduce the sounds. So he made a flute type whistle and later other instruments. Man innately desires to become as his Creator. So nature has been his greatest teacher.
122 ここで地球上の最初の人間が人生の道程を導く教師を持たず、自然を教師とせざるを得なかったと仮定しましょう。即ち彼は様々な形の葉を持つ木々の間を通り過ぎる風に耳を傾ける時、各々が異なる音を発することに気付きました。そして鳥達や渓流や川の水の流れやその他、自然が造り出す音に耳を傾ける時、彼はそれらの音を再現したいと思ったものです。そこで彼はフルートの形式の笛、そして後には他の楽器を作ったのです。人間は生来、自分を創造した創造主のようになりたいと願っているのです。ですから自然は彼の最も偉大なる教師であったのです。





【解説】
本項からは原始、人間が創造された時、どのような状況であったか等、丁度”天地創造”の映画の場面のように、人間が少しずつ自然を手本に学んで行った様子を伝えています。
もちろん、キリスト教徒の世界観では、このような状況説明になるのですが、本項ではもっと現実的に、太古の昔、人間が初めて地上に誕生した際には話す言葉もなく、ひたすら大自然から一つ一つを学んで行ったことを説いています。
つまり、創造主はこうした創造の時から今日まで私達人間の暮らしや試みを見守っていた訳で、広大な時間の中の私達の歩みをご覧になっていると言えるでしょう。


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