ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落077 [2021-07-28]


077 THE CREATION OF A HUMAN FORM
A pregnant mother knows that a conception has taken place within her being, but her mind does not know what is to be done in the creation of the form. Many times she wonders what is going on. There is not a mind in the world that knows exactly the type of intelligence that is responsible for the growth. It is true that pictures have been taken from conception to birth, but not of the intelligence that brings about the form from moment to moment. This intelligence is superior to the minds of men and that of the mother, for they know not what goes on. This proves that the mind is subject unto a greater intelligence than its own. Yet the mind has the potential of attaining equality if it allows itself to be guided by the higher intelligence.
077 人体の創造
妊娠した母親は自分自身の中で妊娠が起ったことは分かりますが、彼女の心は形あるものの創造において何を為すべきかは知りません。何度も彼女は何が起っているのか不思議に思います。しかし、胎児の成長に責任をもっている知性のタイプを正確に知っている心はこの世に一つもありません。妊娠から誕生までの写真が撮られていることは真実ですが、一瞬一瞬人体を形作っている知性について写真に撮られることはありません。この知性は人間の心や母親の心より優れており、それらは何が起っているかを知っています。このことから、心はそのもの自体より大きな知性に支配されていることを示しています。しかしまた、心は自らをそのより高い知性によって導かれることを許すならば、それと同様な能力を持つ可能性を有しています。




【解説】
私達の目の前にあるあらゆる生きものは、源は一つの細胞であり、種子の一片、あるいは精子と卵子の結合体に起源を発するものであることは私達も承知しているところです。
しかし、実際の生命体はその起源における形態から、何万倍、何億倍もの生長を遂げた後、完全な生存可能な形態を整えた上で、地上に誕生する訳です。鳥達も卵から巣立ちまで、わずか1〜2ヶ月というものも多いようです。
こうした生命体誕生の仕組みについて私達は良く知りません。それを差さえ指導する英知について考慮することも希と言わざるを得ません。
しかし、これからの私達に必要なものは、この種の英知へのアプローチであり、身の回りに存在するこれら生命体の内側にあって、それらを生かし続けている目に見えない存在への共感、同調、融和である訳です。


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