ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落057 [2021-06-28]


057 A child in a classroom is a good example. A good student follows the instructions of the teacher without having any opinions of his own during the time that the lessons are being given. After this he tests the information given to see if it is correct and where it fits into his own life. While another student will speculate on what a teacher is going to say, thereby he is ahead of what is being said. And he misses important points and has no clear knowledge of the subject. The first student profits from the instructions. The second one does not. In the case of the attentive student he humbled his mind to listen, but the second one became aggressive and lost the valuable points.
057 教室にいる子供が良い例です。良い生徒は教科が教えられている間は如何なる自分の意見を持つことなく、教師の教えに従います。その後、生徒はその与えられた情報が正しいか、そして自分の生活の何処に当てはまるかを知る為、確かめます。一方、もう一人の生徒は先生が何を話そうとしているかについて思いを巡らし、話されていることの先に行っています。彼は重要な要点を見逃し、本題に関する明瞭な知識を得ることがありません。最初の生徒は教えから利益を得ましたが、次ぎの生徒は得られません。傾聴した生徒の場合は、自分の心を謙虚にして聞こうとしたのですが、次ぎの生徒は攻撃的になり、価値ある要点を失ったのです。




【解説】
本事例は、教室における生徒が講師のレクチャーに対してどのような姿勢をとるかによって、教えから価値あるものを学び取れるかが決まるという例を示しています。
私自身も経験があることですが、生徒が授業の途中で自分自身の意見を打ち出して講師の教えに批判的な姿勢を取った場合、その生徒は次々に語られる講師の話に耳を傾けず、もっぱら自分の意見を発達させることに終始し、結局は講義の内容が頭に入らないまま授業が終わってしまいます。
重要だと思うことは先ずは教師の教えを尊重し、教わっている間は全力でその教師は何を伝えようとしているのか、自らの心をその世界に浸透させ、イメージを得ることです。
その結果、何が重要であるかを整理して、自ら応用できる分野を考えることです。いずれにしても、教師である意識の声は傾聴する中で初めて有用な応用が出来るという訳です。


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