ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落055 [2021-06-24]


055 If a family is to be happy, each individual of the family must respect each other member as he would like to be respected. And each must have trust and faith in the parents that are the guiding hands. And so it is with the senses - they are the family that make up the household of a man. And they must be taught respect, trust and faith in each other. And above all, for the parent which in the consciousness. It will not be easy to rehabilitate the senses due to the many habits that they have cultivated. But this must be done if we are to have a heavenly type of life. There is no other way except through learning and understanding the reason for life.
055 もし家庭が幸せになろうとするならば、その家族の各員が自分がそうされたいように互いを尊敬ししなければなりません。そして各々が導き手である両親に信頼と確信を抱かなければなりません。そしてそれは諸感覚についても言えることです。それらは人間という家庭を作り上げている家族なのです。そしてそれらは互いに尊重し、信用し、信頼することを教えられねばなりません。その中でも両親である意識に対しては特にです。それらが養った多くの習慣の為、諸感覚を矯正するのは容易ではないでしょう。しかし、私達が天国のような生活を得ようとするなら、この作業は成されなければなりません。生命の存在理由を学び、理解することを通じて以外に他の道は無いのです。




【解説】
自らの内側にある心の四感覚を整え、両親としての意識に感謝し、従えと説かれています。私達は何事を為すにしても、心の内側に対立を抱えていては行動に移すことは何ひとつ出来ません。よく行動的で活発な人は何らの迷いもなく、次々に事を決定し、進んで行けるのですが、失敗を恐れたりするあまり、行動に移れない者は心の中に葛藤があり、一途になれないということでしょう。
もちろん、その行動は人間本来のあるべき途に沿うものでなければならず、私達は各々無言で目には見えない存在に対し、常に敬い畏れてその御言葉であるインスピレーションに従う他、ありません。内なる調和が保たれていれば、自ずと解決の途は示されるという訳です。


第02課 段落054 [2021-06-23] <<  |  >> 第02課 段落056 [2021-06-25]