232 The space people will speak of nothing but the practical life - a life that is established upon earth, for earth is an integral part of the universe - a life that is livable here and now, for if there is to be heaven it must be established upon earth. No visitor from another planet has yet given any teachings that were impossible to live in this world; they all work according to the law of the Cosmos which is itself practical. They, as the wayshowers who have come before, will teach nothing that is mysterious or fanatical nor will they deal in emotionalism. They will speak of the unity of all life by the Breath of the Cosmic Father expressing through the forms made of the substance of the Mother Planet.
232 宇宙人達は実生活についてのことしか語ることはないでしょう。それは地球上で確立された生活についてです。何故なら地球は宇宙の統括された一部分であり、今日ここに生きて行ける生涯であり、もし天国というものがあるとするなら、それは地上において打ちたてられなければならないからです。他惑星からの訪問者は誰一人この世界で活かすことが不可能な教えを授けることはありませんでした。彼らは全て、それ自身実用的である宇宙の法則に従って働いています。かつて訪れた導師としての彼らは神秘なものや狂信的なものは何一つ教えることはありませんし、過激な感情を授けることはないでしょう。彼らは母なる惑星の物質から作られた形あるものを通じて表現されている父なる宇宙の息吹による全生命の一体性について語ることでしょう。
【解説】
この地球に生きる私達は、全て自分達の力だけでこの文明を築いてきたと思っていることでしょう。しかし、実際には要所要所で他惑星人からの支援があったこと、とりわけ精神面では殆どが他惑星人の支援によると言って良いでしょう。
しかし、私達はこれら他惑星社会から遣わされた師をうっとうしく思い、ひどい場合には磔(はりつけ)にしてしまう等の暴挙をはたらいて来た訳です。
そしてまた、アダムスキー氏の場合も、せっかくの機会を表層的な「空飛ぶ円盤」問題に留め、本来の宇宙的生き方について学ぼうとする者は少なかったということでしょう。その証拠に、現在までアダムスキー氏の哲学書が出版され、読まれているのは米国ではなく、遠く離れた日本であるからです。これらの功績は故久保田八郎氏の貢献になるところ大ですが、同時に日本人の中にこうした統合的な宇宙観や人生観というものが根付いているからかも知れません。
いずれにしても、これからの宇宙時代には、本書のような広大な宇宙空間に生きる者の心構えが必要なことは言うまでもありません。
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