ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落219 [2021-03-08]


219 "From the bosom of mother earth the seed grows to a beautiful and productive tree expressing its full potential in bringing forth fruit. According to the seasons., tender new leaves grow into maturity, delicate blossoms proudly display their color and fragrance attracting pollen and the elements required for the growth of the individual apples. Slowly the blossoms release their beauty that the fruit bearing the re-creative seed may fulfill its purpose.
219 「母なる大地の胸元から、その種は一本の美しく、そして果実をもたらす完全な潜在力を表現する木に成長します。季節に従って柔らかな若葉は成熟へと成長し、繊細な花々はそれらの色や香りでひきつける花粉やその他の一つ一つのリンゴの成長に必要な要素を誇らしげに表現します。花々はゆっくり、その再創造の力を持つ種がその目標を成就する実を付けるよう、その美しさを解放するのです。




【解説】
リンゴの木は春には花を咲かせますが、その花は虫たちを呼び寄せ、花粉の受粉を促し、やがて実を付け成熟したリンゴを実らせます。私達はこの一連の生長の過程を美しさの中に見ることが出来、遂には近くの店に並べられたその実を味わい、自然の営みに感謝するという訳です。
もちろん、リンゴの木はリンゴの実を実らせることを目指して、生涯のパターンを繰り返しているのですが、私達はリンゴを食べる際に、実はそのリンゴの実は私達の為だけに実をつけているのではないことに気付きます。即ち、新しい世代を造る為の種を生み出すことがその大きな役目でもあるからです。
通常、私達は植物の花を見て、その美しさや繊細な香りを愛でる訳ですが、植物にとっては種を残し、広めること、本文で長老が言う「再創造」の一環として生涯を送っていることに気付かなければなりません。


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