ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第17章 段落184 [2021-01-14]


184 The Hindus have a saying to the effect that the more wood you pile on the campfire at night the greater becomes the illumination but greater also becomes the circle of surrounding darkness. Our present wisdom like the light of the campfire is great and the more we learn the greater becomes our scope of perception regarding the possibilities we have not yet deciphered. The more knowledge we acquire the more we know how much there is yet to learn. Our field of perception has become so vast that the encircling darkness is almost appalling but the very fact that we have such a vast perception of unproven things means that they shall one day be proven. We have had the perception of ships traveling through space to other planets and that day is not too far in the distance when this becomes a reality just as jets and airplanes are now a common means of conveyance.
184 ヒンドゥ教には要約すると、夜キャンプファイアにマキを積み上げる程、その輝きは増すが、周囲の暗闇の輪もまた大きくなるという格言があります。そのキャンプファイアの光のような私達の現在の知恵も大きなものですが、私達が更に学ぶ程に、私達がこれまで解読して来なかった可能性について私達の展望はより大きくなります。私達が身に付ける知識が多くなる程、私達はこれから学ぶべきことが如何に多いかを知るのです。私達の知覚分野がそれ程に広がると、取り巻く暗黒はぞっとする程のものとなりますが、私達がこのような広大な未検証の物事を知覚していることは、それがいつの日にか証明されることを意味しています。私達は宇宙空間を他の惑星に向けて航行する宇宙船を知覚したことがありますし、今日ジェット機や飛行機が皆の輸送手段であるのとまさに同様に事実になる日は遠く離れたものではありません。




【解説】
同様のことは夜空の星々を望遠鏡で覗く時に体験します。肉眼では星が少ししか見えなくても、望遠鏡を使うとそこには驚く数の星々が見えて来ます。更に大型の望遠鏡ではその何百倍もの星々が今まで何も無かった夜空に見える筈です。
また、同様なことは極微の世界でも言えることです。顕微鏡を用いればその倍率に応じて肉眼では見えなかった微小世界が眼前に拡がることでしょう。
このように私達はこれまでの肉体の持つ感覚器官を越えた世界を知覚できるようになれば私達自身は実際には大変美しく調和した世界に暮らしていることが分かる筈です。そして今まさに進行しつつある宇宙時代には、これまでの地球人類が体験したことのない新しい心境の下、宇宙の一員として新しい一歩を踏みしめることになるのです。


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