ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第12章 段落138 [2020-10-29]


138 Any emotional extreme disturbs the normal frequency action of the chemicals of the body. Excitement, whether it be caused by extreme joy or fear or anticipation, allows the normal amount of certain chemicals that go into the blood stream to be changed; thereby changing the normal action of the heart. This in turn affects the nervous system and the cells of the body and causes one to feel weak or ill.
138 如何なる感情の過度も肉体の諸化合物の正常な振動活動を妨げます。興奮はそれが歓び或いは恐怖、予感によって引き起こされるに係らず、血流に入るある種の化学物質の量に変化をもたらします。その結果、心臓の正常な動きを変化させるのです。この結果、それは神経系統が肉体の諸細胞に影響を与え、その者に疲労感や体調不良を感じさせます。





【解説】
感情の極度な高まりは人体にドーパミンやセロトニンその他、今日では神経伝達物質と称される様々な物質が分泌され、それらが心臓その他の臓器の活動に大きな影響を及ぼすとされています。また、一方では覚せい剤等の特定の薬品もこうした身体への影響を与えることから、一時的な感情の高まりはあってもそれらは継続せず、最後は身体が消耗して結末を迎えるのです。
このように感情の起伏は私達の本来の生命活動を阻害する訳で、私達は努めて自らを穏やかに安定した精神状態に保つことが必要なのです。
その為にも、私達は自らの心をそのような乱れた状態に陥れることから防ぐ必要があり、絶えず心に浮かぶ想念を見張って、より適正なもののみを受け入れるよう心掛ける必要があるのです。


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